国内3244館の内20館で、紙の本を貸し出す代わりに電子書籍「kobo Touch」を貸し出すサービス電子書籍端末肯定者として嬉しいニュース。
幾分か失速しだした電子書籍を後押ししてくれそうな話題だ。

国内3224館の内、20館で紙の本を貸し出す代わりに、数点の電子書籍を入れた電子書籍リーダー「kobo Tocuh」を貸し出すサービスを始めている。
一時、楽天が無料で公共機関などに配った「kobo Touch」が活用された結果なのかもしれない。
今年6月にオープンしたまんのう町図書館(香川県まんのう町)は、楽天の協力で電子書籍用端末「kobo Touch」を100台導入。夏目漱石や太宰治、宮沢賢治の小説などを収納し、町民に貸し出しをしている。今年10月からはiPadを12台追加し、ビジネス書100タイトルの提供を始めた。
ふむふむ、無料で読める青空文庫の電子書籍データを「kobo Touch」に収納して、貸し出しているみたいだ。有料の電子書籍の貸し出しには、何かしらの障害があるみたいだ。
千代田区図書館は、利用者が自分のパソコンやタブレット端末などに電子書籍データをダウンロードして閲覧する方式。現在6千タイトルを提供。
上記のサービスは、千代田図書館のサーバーに接続して、電子書籍データをダウンロードして読む感じだ。
一度ダウンロードしたら、期限なしでずっと読めるのかな? さすがに著作権的にそんなことはないか。だとすると、千代田図書館も無料の電子書籍データってことだな。
記事の中で、
『文字を大きくしたり白黒反転が出来るので、普通の本を読みにくい高齢者や弱視の方にも親しんでもらえる。』と書いてある。。
まさに、僕が前エントリーで書いたことだ。
そう、高齢者には、E-Ink液晶の電子書籍端末は、都合がいいってことだ。
本を読むことが好きだが、図書館まで本を借りに行くことが困難な高齢者には、1台の端末に何10冊も何百冊も本が収納されているのは便利なはず。
僕が小学生の頃、近くに図書館がない地域に移動図書館というものがあった。そんな移動図書館が、手のひらに乗っけられる大きさの端末に納められている感じだ。
図書館での人とのコミュニケーションがなくなるけど、頻度に図書館に行かなくても、何10冊も1台の電子書籍端末で無料で読める環境は、悪くない。
まだまだ、高齢者以外には、公共図書館の電子書籍端末を借りるメリットを見いだせない。
今後、書籍のタイトル数や図書館でしか読めない本、買ってまで読みたいと思わない本などが充実したら、僕は公共図書館に行くだろう。
今後、電子書籍と図書館という組み合わせに期待。
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