安全に関する感度が鈍くなると、去年の灯油を石油ストーブに使ってしまう

朝、晩めっきり寒くなったね。
2週間ほど前に、扇風機を押し入れに仕舞い、石油ファンヒーターを出して、到来した冬の備えた。
続いて、ベランダに置いてあるポリ容器に残っている灯油を、石油ファンヒーターのタンクに注入。
毎年、この瞬間、「去年の灯油を使って、大丈夫かな?」なんて思いながら、タンクに注入して、使っているんだが。
僕のように安易に去年の灯油を使って、事故になるケースがある。
石油暖房器具で使用する灯油が不良で、事故になる原因を国民生活センターが警告している。
特に、灯油専用のタンクじゃない白いポリ容器に灯油を保管している人は危険!
白いポリ容器に灯油を保管した場合は、約半年で変質。
反対に、灯油専用の赤いポリ容器では、2か月過ぎても変質は見られない。
変質した灯油を使うと、ストーブの芯にタールして、着火できなくなったり、緊急消火ボタンを押しても芯が落ちなくて消火できないという不具合が発生する。
これは、不完全燃焼になり、危険!
さらに、保存状態が悪くなると、灯油に水などが混ざる。このような不純灯油を石油ファンヒーターで使用すると、内部に水が溜まり錆びて、危険なことになる。
毎年この時期、「去年の灯油を使うのか危険かな?」なんて思いながらも、「捨てるのがもったいない。」、「使えるはずなのに捨てるなんて…」と、去年の灯油を使っている。
危険と感知していても、「たぶん大丈夫だろう。」と、安全に対する感度が鈍っている。
危険を感じても、安全に対する意識が低いもんだから、去年の灯油を使ってしまう。
こういう時に、危険が自分の身に降りかかってくるのに…。
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