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ウェアラブルとしてのスマートかつらの可能性



スマートかつらは ウェアラブルではない

午後のまりあーじゅに出演の哲学者である黒崎さんが面白いことを言っていたのでログしておく。

昨年にかけて、各社スマートウオッチが発売。
昨年9月に発売されたサムスンのGalaxy Gearにソニーのsmartwatchなど。

さらに、グーグルは新しいスマートウォッチ向けプラットフォーム、Android Wearを発表と、腕時計型のウェアラブルコンピュータの進化は止まらない。

なんと言っても、ウェアラブルコンピュータの本命と期待しているグーグルグラス。
いつ発売されるのかと関心度は高い。

で、スマートウオッチもグーグルグラスもウェアラブルコンピュータと言われ、身につけて持ち歩くことが出来るコンピュータ。
スマートウォッチのように、小さく軽いデバイスで構成され、腕時計のように普段身につけるガジェットや、グーグルグラスのように、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)のように、身につけて出歩くことも出来る。

ほんと、映画ブレードランナーなどのサイバーパンクの世界を手のひらに握ったような気がする。
人間とコンピュータの連帯が高まる、素晴らしいデバイスの登場だ。

で、そんなウェアラブルコンピュータの中でも、奇怪なのが「スマートかつら」の存在。
なぜ? コンピュータとかつらが結びつくの? なんて首を傾げる話。

昨年末、ソニーが、アメリカで「スマートウィッグ」を特許出願したとして、ネット上で話題になったらしい。
僕は、午後のまりあーじゅを聴くまで、知らなかった。


「ウィッグ」と「かつら」のこと。


 昨年、11月21日に、米国特許商標局のデータベースに公開された情報によると、出願者はソニーで、特許出願が認可されている。
発明者として、ソニーCSLに所属する飛田博章氏の名前が記載されている。ソニーが特許「スマートウィッグ」 | web R25


上記の記事によると、

出願名は「WEARABL COMPUTING DEVICE(ウェアラブルコンピューティングデバイス)」、発明者による命名は「SmartWig(スマートウィッグ)」。  

ウィッグに、センサーや通信装置を配置。スマートフォンやタブレットなどの別のデバイスと接続し、さまざまな機能を利用できるようにするという発明だ。

センサーや通信装置の具体的な例としては、携帯電話に搭載されるものと同じように、着信などを知らせるためにバイブレーション、特定の状況にあることを警告するためや、移動する方向を支持するためのバイブレーションなど。

 ウィッグ型にするメリットは、ウィッグの内部にセンサーや通信装置を配置することでウェアラブルコンピューターを身に着けていることがバレないことや、人体の頭の部分は敏感なため、少しの振動でも認知されやすいことなどが挙げられている。


ここで、問題がある。


スマートウオッチやグーグルグラスをつけた状態で、銭湯やスーパー銭湯やプールに入ることは出来ないだろう。
なんと言っても、それらウェアラブルは、カメラ機能と搭載しているので、簡単手軽に動画や静止画が撮れる。
防水仕様のソニーのsmartwatchを腕につけて、銭湯に入れば、簡単に女の人の裸が撮れるわけだ。


今後、スマートウォッチやグーグルグラスのようなウェアラブルが、スマートフォンを持つように当たり前の存在になり、誰でも持つようになれば、銭湯などの場所には、

「スマートウォッチやグーグルグラスなどのウェアラブルは、外してお入りください。」

と注意書きが書かれるのだろう。

さらに、店員や従業員に、「スマートウォッチやグーグルグラスなどのウェアラブルを身につけていませんか? 身につけていらっしゃるなら、お外してください。」と言われるようになる。

反面、「スマートかつら」は、あくまで「かつら」である。  「かつら」は外すものではなく、他人の目からは、つけているものとして見えてはならない。
「かつら」の目的は、髪の毛がもとから生えているように、見せるものであって、帽子やメガネのようにオシャレで身に付けるものではない。

かつらをかぶる人は、他人に「かつらをつけている」ことを悟られちゃいけない。
反対に「かつら」をつけているのがバレバレの人に対して、「かつら」をかぶっている人と言う目をしてはいけない。

あくまで、「かつら」という定義は、「かつら」をかぶっている人は、「かつら」をかぶっていることを他人に知られちゃいけない。
僕らは「かつらをかぶっている人」を知っても、知らないふりをするのが、ルールだ。

その「かつらをかぶっている人」、「それを見る人」の関係の中で、暗黙のルールがあるからこそ、「かつら」が存在する。
他人の目があるから、「かつら」をかぶるのであって、他人が「かつらの存在」、「髪の毛の存在」に関心がなければ、本来「かつら」なんて存在しない。

以上のような観点から「かつら」の存在を見てみると、「スマートかつら」は、身に付けるガジェットとしてのウェアラブルコンピュータの定義から外れる。
「スマートかつら」は、外すものではない。
あくまで、「スマートかつら」をかぶっている人にとっては、身につけているモノではない。

だから、銭湯などに入るときに、「スマートかつら」を外すことはおかしい。
「かつら」をかぶっていることを他人に悟られてはいけないモノなので、銭湯に入るから「かつら」を外すことではない。「かつら」と本人は一心同体で、身につけているモノではないから。


そう考えると、銭湯などの入り口に、「スマートウォッチやグーグルグラスなどのウェアラブルは、外してお入りください。」という注意書きに、従うことはない。

「スマートかつら」は、身に付けるウェアラブルコンピューターではないから、外す必要はない。


と、本来、他人に「かつら」をつけていることを知られたくない存在なのに、「スマートかつら」になった場合は、他人に存在される「かつら」になるのだろうか?


他人に、「ウェアラブルコンピューターを身につけての入場は困りますので、そのスマートかつらをお外してください。」と言われるのか?
















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